起業に関する統計データ
起業家数は、約514万人
総務省「就業構造基本調査」によると、2022年における日本の起業家数は約514万人と推計されています。これは、就業者全体の約4.6%に相当します。
起業希望者は、14.3%
また、日本政策金融公庫総合研究所「2022年度起業と起業意識に関する調査」によると、起業したい人が「起業関心層」として14.3%いるとされています。これは、2021年度から0.7ポイントの減少となりました。
起業者の年齢層は、29歳以下が最も多く、女性は20%
起業家の年齢層は、2022年現在「29歳以下」が最も多く、30代、40代、50代と続きます。また、女性の起業家は、全体の約20%にとどまっています。
起業者の業種は、サービス業が最も多く、製造業は減少
起業者の業種は、2022年現在「サービス業」が最も多く、次いで「製造業」「卸売業・小売業」となっています。製造業は、2021年度から2.1ポイント減少しています。
まとめ
日本における起業家数は、2022年時点で約514万人と推計されています。起業希望者は14.3%ですが、近年は減少傾向にあります。起業者の年齢層は、20代・30代が中心で、女性の割合は20%程度にとどまっています。業種別では、サービス業が最も多く、製造業は減少傾向にあります。
これらのデータから、日本では起業家数が減少傾向にあり、女性の起業家も少ないことがわかります。今後、起業家を増やすためには、起業に関する情報や支援を充実させるとともに、女性の起業家を増やすための取り組みも必要です。