起業メンバーの人数を増やしたいなら?メリットとデメリット
起業を考えている人は、一人でやるよりもメンバーと協力してやるほうが成功する可能性が高いとよく言われます。しかし、メンバーを増やすと、メリットだけでなくデメリットも出てくるので、注意が必要です。
【メリット】
メンバーを増やすと、以下のメリットがあります。
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業務の分担が可能になる
一人でやるよりも、複数人で業務を分担することで、効率的に仕事を進めることができます。また、それぞれの得意分野を活かして、より質の高いサービスを提供することも可能です。
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アイデアや視点が増えて、事業をより良くすることができる
一人の視点では気づかなかったアイデアや課題を、メンバーから提案してもらうことで、事業をより良くすることができます。また、複数人の視点から事業を見ることで、より客観的な判断ができるようになります。
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資金調達や採用が有利になる
VCや金融機関から資金調達をする際には、メンバーの人数やスキルも評価されます。また、採用活動においても、すでにメンバーがいることで、会社への信頼感を高めることができます。
【デメリット】
メンバーを増やすと、以下のデメリットもあります。
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意思決定やコミュニケーションが難しくなる
メンバーが増えると、意思決定やコミュニケーションが難しくなります。そのため、メンバー間での信頼関係や、コミュニケーションのルールを明確にしておくことが大切です。
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トラブルや対立が発生しやすくなる
メンバーが増えると、トラブルや対立が発生しやすくなります。そのため、あらかじめトラブルや対立が発生した際の対応策を決めておくとよいでしょう。
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人件費や福利厚生などのコストがかかる
メンバーが増えると、人件費や福利厚生などのコストがかかります。そのため、事業計画や資金計画において、メンバーを増やすことで発生するコストを予測しておくことが大切です。
まとめ
起業メンバーの人数を増やすかどうかは、メリットとデメリットをよく検討した上で、慎重に判断する必要があります。メリットを最大限に活かしながら、デメリットを最小限に抑えるためにも、メンバー選びや組織づくりには十分に時間をかけて取り組みましょう。